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大腿骨骨折の方の臨床経験 脳卒中(脳梗塞や脳出血など)後のリハビリをサポートする脳卒中リハビリルーム

 まともな検査はまともな評価となり、まともな結果をもたらします。そんなお話。


 大腿骨

 こんにちは!脳卒中リハビリルームです。

 脳卒中リハビリルームとありますが、病院退院後のリハビリならご相談いただければ骨折から神経難病など、幅広くサポートしていきます^〇^

 今回は左大腿骨骨折後の疼痛に悩まされていた症例についてです。


 
 症例は80代の男性、2か月ほど前に自転車から転倒し、左大腿骨転子部を骨折、入院となり手術をされた方です。入院から2週間ほどで回復期病院に転院された方でした。

 日常生活動作はすべて自立、移動は独歩にて院内自立です。

 ただ、かがんだときや100mほどの歩行、階段昇降時に左大腿骨の術部か中の方に術後から痛みがあるということでした。

 看護カルテでは、本人は痛みについて「諦めている」などの発言がありました。

 リハビリカルテでは、痛みは気にしないように、と書かれていました。

 自分がリハビリに入った時は術後から2か月ほど経ってからでした。

 ここから検査です。


 まずは歩行からみていきました。

 左遊脚期に踵が床を擦って音が出てました。

 骨盤の挙上や下制はほぼなく、歩幅は身長の割には狭いように感じました。

 立位で床のものを取る動作(体幹下肢屈曲位)の時に術部に痛みがみられ、動作時に体は震えておりは努力性でした。 

 立ち座りでは頸部の伸展がみられ、スムーズさに欠けるところがみられました。

 筋力や可動域的には大きな問題点はみられませんでした。

 端座位でのバランスは、頸部・体幹共にどちらも立ち直りがみられませんでした。
 保護伸展反応はありました。

 検査としては以上です。これらから仮説を立てました。

 痛みは動作時に脊柱を固定することによる筋の過剰収縮ではないか。
 歩行時の特徴や、立ち直りからそのように考えました。

 ここから仮説検証です。


 仮説を基に、姿勢は端座位で、一側臀部に体重をのせた時に目の高さと肩の高さは一定にさせるように指示して左右へ体を傾かせるのを10回ほど行いました。
 この時本人からこのような発言が聞かれました。「体が傾いたら、顔も体も傾くのが当たり前だと思っていた」ということでした。

 10回ほど体を傾けるだけなので、時間にしたら数分です。

 その後に、立位で床にあるものを取ってもらったら術部の痛みはなくなりました。

 歩行では遊脚期での踵の擦れる音は消失、歩幅の拡大と歩行スピードの増加がみられました。

 階段昇降時の痛みもなくなり、笑顔でこの日のリハビリを終了することが出来ました。

 脊柱を固定させるための過剰な術部の筋収縮が、石柱を柔らかくつかえることによって適切な筋収縮になったことで術部の痛みが消えたのではないかと思います。

 まとめ


 今回の症例は手術をすることによって、手術部に負担がかかる動作を学んできたのではないかと考えられます。

 手術した急性期病院のリハビリの時から、自分の身体がどのようになっているのかを知り、そこから環境を把握して動作を行えるようにしていけていたら、痛みはまた違ったのかもしれません。

 今回の症例のように、ちょっとしたことで痛みはなくなり、動作が改善されることはよくあります。
 
 相談にのってほしい、と思われたときはぜひご連絡をいただければと思います。
 脳卒中リハビリルームでした。

 最後までお読みいただきありがとうございました^◇^

 

 

 

 
 

 
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