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回復期リハビリテーション病棟の指針 リハビリスタッフがみる,脳卒中(脳出血・脳梗塞・頭部外傷など)後の回復期病棟

 指針に沿って行える病院。きっとそれは良い病院。そんな回復期病院に入院ができたらいいな。

 回復期

 回復期リハビリテーション病棟の指針


 今日までが涼しいらしいですね、脳卒中リハビリルームです^^

 今回からは回復期リハビリテーション病棟の指針というものが回復期リハビリテーション病棟協会から去年出ましたので、それを抜粋した形で紹介していきます。
 それではどうぞ!


  今回のポイント3つ!

 ・回復期では時期に合わせた考え方がある

 ・多職種の協業が大事

 ・入院初日は様々な職種が介入する


 


 まずは回復期リハビリテーションのフェーズをみていきます。


 ①準備期(入院前)

 転院、または転病棟する前の時期です。

 

 ②前期

 入院から30日前前後までの時期です。初期の課題の抽出やリハビリ実 施計画の策定などが行われ、集中的な機能回復が行われます。


 ③中期

 入院後30日程度から退院前30日程度までの時期です。機能回復の見込みをもとに、退院後の在宅生活で想定される課題の解決に向けて具体的で実際的なアプローチが行われます。


 ④後期

 退院前30日から退院日までの時期です。円滑な在宅生活復帰に向けて、生活スタイルやケア方法を適合・調整するとともに、予防管理の習得援助などが行われます。


 ⑤フォローアップ期

 退院後の時期です。引き続き療法や看護・介護などを行う事業所への情報提供や、生活状況の確認などが行われます。



業務プロセスについて

 回復期リハビリテーション病棟では以下のような職種がいます。

医師 看護師 介護福祉士など ソーシャルワーカー(社会福祉士など)

理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 管理栄養士 薬剤師 など


多職種協働のポイント

 「協業」と「分業」が体系的で有機的に行われていることが重要です。

 この「協業」について主なポイントを概説します。


1) 入院判定

 急性期病院からの情報提供書や地域連携パスの情報をもとに患者の疾病、障害、リスクを評価し、入院適応の有無を判定します。

 

 入院判定は、医師・看護師・ソーシャルワーカー・リハスタッフの多職種で行うわれます。

 

2)入院初日の流れ

  主治医は、入院初日に治療・処置、検査、栄養(食事)、リハビリテーションなどの入院診療計画を立案し、初回カンファレンスまでの具体的な指示を出します

 

 まず主治医は提供された診療情報を確認した上で診察(主訴の確認、疾病・障害の診断、健康状態の評価)を行い、診療計画、リハビリテーション指示書を作成します

 

 また多職種にて合同評価を行い、ADL動作を中心とした心身機能や活動能力を把握します。 さらには参加状況や環境・個人因子を聴取した上で、入院生活上の自立度を判定し、具体的なケア計画、リハビリテション計画、リスク管理を含めた入院診療計画を立案し、ゴールを含めた方針をチームで決定・共有します

 

 最終的に主治医が各種指示を出し、入院診療計画等を患者・家族へ説明し同意を得ます


説明 (1) 


 それぞれの職種で、さらに必要な情報を面接・検査・測定・評価などにより専門的な視点で収集し、職種ごとの計画を立案し、必要に応じて患者・家族に指導を行う。


3)カンファレンスの実施

 カンファレンスとは、患者の全体像(健康状態、機能、活動、リスク等)を多職種で 共有し、リハビリテーションの目標および目標達成のための職種別の介入計画につい て協議する場で

 

 目標には、短期目標と長期目標があり、病態や機能、活動の評価に基づいた共同目標を定め、具体的な活動の自立度と達成までの期間を設定しリハビリテーションを実施します


 入院時・1 ヶ月毎・退院前などの定期カンファレンスと、特別な目的(家屋訪問や退院後サービス調整等)で開催される臨時カンファレンスがあります 


 流れとしては、①全体像の確認、②課題の整理、③解決策の検討・協議、④目標設定、⑤介入計画の立案へと進行します


みんな説明 (1) 

 

 課題は「機能・構造」、「活動」、「参加」等に整理し、解決策を検討します。さらに課題解決を担当する職種について協議し、それぞれの計画を立案します

 次回のカンファレンスでは計画の進捗を確認し、再評価と目標・計画の見直しを行います



 次回へ続きます。

 全3回を予定しています。

 脳卒中リハビリルームでした。


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プロフィール

脳卒中リハビリルーム

Author:脳卒中リハビリルーム
身体が変われば心が変わり、そして世界の見え方が変わっていきます。自分のやりたいことを自分で実行ができるようになりたくないですか。脳梗塞・脳出血などの後遺症に対して、学びのあるリハビリによって何年経っていても身体は確実に変わります。歩きづらさや手足の動き、痛みやしびれなど脳卒中の後遺症に対して自分の身体を知ることが解決の糸口となります。
さいたま市浦和区で理学療法士が保険外でリハビリを提供しています、脳出血リハビリルームと申します。
当施設でのリハビリは痛い・辛いということはなく、楽しく・笑顔で行えることを大事にしています。
現状を変えたい!と思ったらメールまたはお電話をお願いします。
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骨折後など病院退院後のリハビリにも対応いたします。
ホームページ:http://nounoreha.com/

アドレス:nounoreha@gmail.com

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住所:さいたま市浦和区東岸町15-5

定休日:水曜日 勉強会により不定期に休みあり

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代表:武藤克俊
当施設では認知神経リハビリテーションの考え方で行っています。

詳しくは認知神経リハビリテーション学会のホームページをご参照いただければ幸いです。

https://ctejapan.com/ncr/ncr.html

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