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続き大越友博先生の症例発表 プレ人間再生研究会 脳卒中リハビリルーム さいたま市浦和区で脳梗塞や脳出血後のリハビリを提供しています

https://blog-imgs-43.fc2.com/t/e/m/templates/content_title.png"); background-position: 20px 5px; background-size: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; background-color: initial; color: rgb(68, 68, 68); font-family: メイリオ, Meiryo, Verdana, Helvetica, "ヒラギノ角ゴ Pro W3", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "MS Pゴシック", sans-serif;">続き 大越友博先生の症例発表 プレ人間再生研究会

 もっす、脳卒中リハビリルームです。


 前回に引き続き大越先生の症例発表をまとめたものになります。


 視覚や目の動きを感じるセラピスト、そんなものに私はなりたい。

 それではどうぞ!


「知識」による視覚の補完


 ものを「見る」プロセスは能動的な作業を必要としないと一般的には考えられていた。


 「見る」ことは何の努力もいらない自動的なプロセス、というより無意識の経験だからだ。


 イギリスの心理学者リチャード・グレゴリーをはじめとする研究者によれば人間はものを見るうえで「知識」に大きく依存しているという。


 グレゴリーの言葉を借りれば、「知識」の助けがないと、目の網膜に映る像は単なる「ぼんやりとした亡霊」でしかない。


 「世界とそこに存在する物体に関する事前の知識」のことだ。そういう「知識」が脳内に深く根を下ろしているので、目を通して流入してくる視覚的データに対して私たちは瞬間的・自動的・無意識的にその知識を当てはめることができると、グレゴリーたちは考えた。


 この仮説を裏付ける材料もある。説得力のある根拠としては目の錯覚だ。


 目の錯覚が起きるのはたいてい目から入ってきたデータが先入観によって打ち消される場合だと、グレゴリーたちは主張した。


 「ホローフェイス(へこんだ顔)錯視」はその有力な証拠だ。

ホローフェイス 


 ホロウマスク錯視とは、凹面の顔が通常の凸面の顔として認識される錯視のひとつである。



 「世界とそこに存在する物体に関する事前の知識」がないとどうなるのか・・・・・・


 3歳で失明し、46歳で幹細胞移植で視力を取り戻した症例


 診察室のドアからエレベーターまでは、おそらくほんの23mくらい。2人は5分かかっても、まだ道のりの半分まで到達していなかった。メイはそこにある全てのものを見たがり、知りたがり、触りたがった。お世話になっております。夫が次々と発する質問に遅れずに答えようとジェニファーは頑張ったが、1つ答える間に10の新しい質問が飛んできた。夫の興味の対象が壁からカーペットへ、そしてドアノブや火災警報器へと移るのを見て、世界にはこんなにいっぱい見るべきものがあるのだと気づき、ジェニファーは面食らっていた。クリニックの廊下だけでも、目の見える人は気にもとめないものがたくさんあった。


出典:ロバート・カーソン;46年目の光-視力を取り戻した男の奇跡の人生 NTT出版P205


 スーパーの棚に目をやると、すべての商品が全部で1つのカラフルなコラージュのように見えた。見慣れないものを見ると、隣り合った物体の協会が溶け合って見えることがよくあった。そういう時メイは戸惑い、いらだった。棚の箱がぼやけて見えるわけではない。ところが、1つの箱がどこで終わり、どこから次の箱が始まっているかが分からない。

 

 自分の家など、よく知っている場所ではこういう現象は起きなかった。すべての鍵をにぎるのは文脈と予測。自宅のリビングルームのコーヒーテーブルの上に銀色の細長い長方形の物体があれば、テレビのリモコンだと自信をもって言えた。ところが同じリモコンがスーパーの棚や車のシートに置いてあると、二次元の意味不明な物体にしか見えない。問題は、自宅のコーヒーテーブルのように買って知ったる場所よりはるかに、今いるスーパーのような未知の場所の方が多いことだった。

そういう場所では、物を見るために別の方法を活用しなければならない。その場で収集できる手掛かりをヒントにすることにしていた。その手掛かりとは、手触り、色、文脈と予測、視覚以外の感覚である。メイはスーパーの通路でこの4種類の手掛かりの検討を重ねた。


 出典:ロバート・カーソン;46年目の光-視力を取り戻した男の奇跡の人生 NTT出版P314




 まぁ何ですか、このようにキーボードを打っていると色々なことを考えます。


 きっとあの患者は視覚による理解が難しいから、道具を使用した課題は嫌がるのかなとか、病院やリハ室では行えることも、他の場所では行えないのはこういう理由もあるのかなとかなど。


 セラピストは、患者が訴えない限り、視覚に関してはなかなか目が届かないです。


 眼球運動はまだ見えるからいいです。


 見えているものをどのように理解しているのか外からでは分かりません。


 もしかしたら患者は訴えていても、それをセラピストや関わる人たちが気にしていないだけかもしれません。


 患者の11つの発言をどのように解釈していき、それをどのように生かしていくか。


 そのようなことを考えられる、認知神経リハビリテーションのような概念がもっと広まればいいなと思いました。


 言葉の解釈をしていくことができるのなら、別に認知神経リハビリテーションである必要はないです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

脳卒中リハビリルームでした(^∇^)


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脳卒中リハビリルーム

Author:脳卒中リハビリルーム
身体が変われば心が変わり、そして世界の見え方が変わっていきます。自分のやりたいことを自分で実行ができるようになりたくないですか。脳梗塞・脳出血などの後遺症に対して、学びのあるリハビリによって何年経っていても身体は確実に変わります。歩きづらさや手足の動き、痛みやしびれなど脳卒中の後遺症に対して自分の身体を知ることが解決の糸口となります。
さいたま市浦和区で理学療法士が保険外でリハビリを提供しています、脳出血リハビリルームと申します。
当施設でのリハビリは痛い・辛いということはなく、楽しく・笑顔で行えることを大事にしています。
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代表:武藤克俊
当施設では認知神経リハビリテーションの考え方で行っています。

詳しくは認知神経リハビリテーション学会のホームページをご参照いただければ幸いです。

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