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脳卒中(脳梗塞や脳出血など)後遺症患者の寝返りの意味について 脳卒中リハビリルーム さいたま市浦和区で脳梗塞や脳出血後のリハビリを提供しています

脳卒中(脳梗塞や脳出血など)後遺症による片麻痺の寝返り 臨床


 もっしー、脳卒中リハビリルームです。


 今回は脳卒中(脳梗塞や脳出血など)の後遺症による片麻痺の寝返りについて思うところを述べます。


 それでははりきってどうぞ!

犬の寝ている 




 片麻痺患者は麻痺側に寝返らない


 脳卒中(脳梗塞や脳出血など)などで片麻痺になると、麻痺した側へ寝返ることがほぼなくなります。


 それは病院においてでは麻痺した側へ向く必要性がないからです。


 テレビや荷物は非麻痺側にあり、起きるときも非麻痺側からです。


 そして麻痺側にはベッド柵をされていることが多いです。


 これらは環境的な理由です。


 身体的にはどうでしょうか。


 麻痺側に寝返った時に肩に痛みを訴える方がいます。


 これは麻痺側の筋の伸長感や関節の加重感覚などと脳の身体感覚のずれがあることで起こる可能性があります。


 麻痺側に体重をのせた時に不安感や恐怖感を覚える方もいます。


 これは麻痺側の感覚障害により体重をのせた感じが分からない、ベッドの感じが分からないなどで不安感などを訴える方がいます。


上記の理由などから麻痺側に寝返るということをしなくなるのではないでしょうか。


片麻痺だと麻痺側に寝返る必要はない?


 環境を設定することで自立して動くことができるのであれば、麻痺側への寝返りは必要ないのではないか、と考えるセラピストやご家族がいるかもしれません。


 また、麻痺側への寝返りよりも歩行や日常生活動作などに時間をかけるセラピストがいるかもしれません。


 これらのセラピストは麻痺側への寝返りの意味が分かっていないと考えられます。


 それでは麻痺側への寝返りの意味とはなんでしょうか。


 片麻痺患者の麻痺側への寝返りの意味


 それは、麻痺側へ寝返ることで麻痺側への荷重感覚や身体感覚を取り戻すことができる可能性があるからです。


 歩行や日常生活動作において、麻痺側をどのようにすればいいのか分からなかったり、無視して行動する患者がいます。


 歩行であれば麻痺側の上肢や下肢を障害物にぶつけてしまう、あるいは整ったリズムで上下肢を動かすことができないなどが挙げられます。


 日常生活動作であれば、麻痺側の更衣に時間がかかる、食事中に体が傾き、摂食や嚥下に負担がかかるなどが挙げられます。


 麻痺側を自分の身体の一部として認識させるための一手段として、麻痺側への寝返りをみていくことが大事ではないかと考えます。


 もちろん、痛みを我慢して寝返らせてはいけません。

 

 痛みのないように行う必要があります。


 不安感や恐怖心がある状態で寝返るのもよくありません。


 安心して寝返りができる身体づくりをしながら行う必要があります。



 病棟においてはリスク管理や動作の行いやすさからみても動作がワンパターンになるような環境設定になることは仕方がないかもしれません。


 それでもセラピストの介入時には多様性をもった動作が行えるようなセラピーを展開すべきではないかと考えています。


 今風でいうならダイバーシティですね。

 

 お台場のことではないらしいです。


 動作の多様性が大事です。



 次回は具体的な介入の仕方についてを予定しています。


 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 脳卒中リハビリルームでした。


 また明日!



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脳卒中リハビリルーム

Author:脳卒中リハビリルーム
身体が変われば心が変わり、そして世界の見え方が変わっていきます。自分のやりたいことを自分で実行ができるようになりたくないですか。脳梗塞・脳出血などの後遺症に対して、学びのあるリハビリによって何年経っていても身体は確実に変わります。歩きづらさや手足の動き、痛みやしびれなど脳卒中の後遺症に対して自分の身体を知ることが解決の糸口となります。
さいたま市浦和区で理学療法士が保険外でリハビリを提供しています、脳出血リハビリルームと申します。
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