奇跡の復活-脳卒中麻痺からの生還-堀尾憲市 本の紹介 脳卒中リハビリルーム さいたま市浦和区で脳梗塞や脳出血後のリハビリを提供しています
- 2018/09/08
- 10:44
奇跡の復活-脳卒中麻痺からの生還-堀尾憲市
字が大きく口語体のため読みやすい
全編を通してリハビリテーションへのやる気にあふれている
脳卒中の発症後から退院まで自分でどうにかしてやろう、リハビリを行っていこうという気概にあふれています。
リハビリテーションの考えのなかでは障害の受容過程というものがあります。
いくつかあるのですが、Cohnいわく、ショック、回復への期待、悲哀、防衛、適応というように分けられています。
①.ショック
発症・受傷直後であり、現実に起きていることが「自分自身とは関係がない」というような衝撃を感じている段階。
②.回復への期待
自分自身に起きていることを否認し、すぐに治るだろうと思い込もうとする段階。
③.悲哀(悲嘆)
徐々に現在の状態や状況を現実的に理解しはじめ、自分の価値が無くなり、全て失ってしまったと感じる段階。
④.防衛
前向きに捉えることで、障害をものともせず感じることができはじめる段階。もし前向きに捉えることができなかった場合は、心の平静を保つために防衛機制を多用することがある。
⑤.適応
障害を受け入れ、障害は自分の個性のひとつであり、それによって自分の価値が無くなることはないと考え始める段階。少しずつ、他者との交流も積極的になっていく。
片麻痺になった身体について考え、実践している
運動イメージをつくる
周囲への気遣い
マッサージは無駄とはっきりいっている
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