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奇跡の復活-脳卒中麻痺からの生還-堀尾憲市 本の紹介 脳卒中リハビリルーム さいたま市浦和区で脳梗塞や脳出血後のリハビリを提供しています

奇跡の復活-脳卒中麻痺からの生還-堀尾憲市

堀尾 

 こんにちは、脳卒中リハビリルームです^^

 今回は本の紹介になります。

 奇跡の復活-脳卒中麻痺からの生還-という堀尾憲市さんの本になります。

 平成25年2月、脳卒中により自宅で倒れたとのこと。そこから独自に編み出したリハビリ方法で後遺症を40日で克服したとのことです。

 現在はこの方法の普及に努めているとのことです。

 今回はこの本の内容と感想になります。

字が大きく口語体のため読みやすい


 そのままです。ページ数は230ページとなかなかのページ数があります。

全編を通してリハビリテーションへのやる気にあふれている


 脳卒中の発症後から退院まで自分でどうにかしてやろう、リハビリを行っていこうという気概にあふれています。


 リハビリテーションの考えのなかでは障害の受容過程というものがあります。


 いくつかあるのですが、Cohnいわく、ショック、回復への期待、悲哀、防衛、適応というように分けられています。


 ①.ショック

 発症・受傷直後であり、現実に起きていることが「自分自身とは関係がない」というような衝撃を感じている段階。

②.回復への期待
 自分自身に起きていることを否認し、すぐに治るだろうと思い込もうとする段階。

③.悲哀(悲嘆)
 徐々に現在の状態や状況を現実的に理解しはじめ、自分の価値が無くなり、全て失ってしまったと感じる段階。

④.防衛
 前向きに捉えることで、障害をものともせず感じることができはじめる段階。もし前向きに捉えることができなかった場合は、心の平静を保つために防衛機制を多用することがある。

⑤.適応
 障害を受け入れ、障害は自分の個性のひとつであり、それによって自分の価値が無くなることはないと考え始める段階。少しずつ、他者との交流も積極的になっていく。

 堀尾さんは、確かに発症直後は動かなくなった半身に対して嘆いていました。しかしそれはほんの数日のことで、その後はいかにすれば動けるようになるのかを考え、実行に移していました。

 この意欲こそがリハビリテーションにおいて最も大事ではないかと考えます。

片麻痺になった身体について考え、実践している


 堀尾さんは脳卒中による麻痺を、プログラムが壊れたから動かなくなったととらえています。

 また、脳卒中による典型的な動きは悪い動きを覚えさせてしまったからそのようになってしまう、いい動きを覚えてそれを実行できるようになれば動きはよくなるとも言っています。

 そしてそれは誰かにしてもらうのではなく、自分の意志で行う、と言っています。

 自分で行っていくというのは大事になっていきます。

 自らがどうすればいいのかを考えて、それを実行に移す。

 発症直後はショック期のことが多いです。ベッドで横になって嘆いている方が多い中、どうすれば身体が動くようになるのか考える、なかなかできることではないと思います。

運動イメージをつくる


 壊れたプログラムを再生させるために、堀尾さんは運動イメージについて言及されています。

 頭の中に動いているイメージを作ってから実際に動かそうとしてみる。

 イメージが難しい場合は自分の手を細部までスケッチして、目をつぶってもその手をはっきりとイメージし、そのイメージの中で手を動かしてみる、というものです。

 リハビリレーションの世界では運動イメージ自体は珍しいものではありませんが、自分でこのような発想ができるというところが堀尾さんはすばらしいです。

周囲への気遣い


 リハビリテーション専門病院に入院中に、担当理学療法士に歩けるようになるのか、と聞いたとのことです。
 
 そのとき理学療法士は「さぁぁ」と答えたと。

 これにはさすがに落胆したとありましたが、それでも、この理学療法士をけなすことなく、病院の在り方上しょうがないのではと気遣うこの心の広さ。堀尾さんの徳の高さがうかがえます。

 いくつか病院スタッフへの対応について苦言をていしているところがありますが、それはこれからの課題としておのおのが心がけてもらえればと思います。

マッサージは無駄とはっきりいっている


 筋肉が固まってしまったのではないので、外部から力を加え訓練しても、マッサージをしても無駄なことです。

 動くようにするには脳がこの部位は動くものだと認識を改めてくれないことには動きはよみがえりません。

 これには大変な努力と訓練を必要としますが、必ず動くようになります。

 堀尾さんは上記のように言っています。

 慰安としてのマッサージは自分は良いと思います。


最後に

 堀尾さんは入院中に、セラピストによるリハビリテーションの時間以外は自分で考えて運動を行っていたそうです。

 自らよくなろうとするこの気持ちがリハビリテーションにとっては大事なことになります。

 気持ちはあってもなかなかどうしていいかが分からない方がいると思います。

 その時は当施設までご一報いただければと思います。

 
 最後までお読みいただきありがとうございました。
 脳卒中リハビリルームでした。

 
 

 

 
 


 


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